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BLOG血糖値!!生命の危機
血糖値!!生命の危機
投稿:2015年4月29日 カテゴリ:blog
今日、さまざまな場面で登場する血糖値、そう血液中のブドウ糖濃度だ。血糖値は糖分を摂ると上がり、運動したり、思考したり、要するに活動すると下がってくる。空腹感やイライラしたりするとい血糖に対する敷居がさがり甘いもで補いたくなる。
肥満な人は太った体を維持するのに血糖が必要になる。(欲しくなる)だから問題になる。
そもそも、人類は血糖を低くさせないように工夫されている。血糖が下がってしまうと、それ自体生命の危機でもあるが、活動が停止してしまうと、逃げることもできなくなり、これがサバンナであったら即ライオンに食われてしまう。やすやすそうならないのは、たとえ飲まず食わずでも血糖を上げる作用が、血糖を下げる作用より、多いのである。血糖値を上げるホルモンと言えば、成長ホルモン・グルカゴン ・ アドレナリン ・糖質コルチコイド・甲状腺ホルモンと5つのホルモンが関係するわけです。人類はなんだかの形で血糖を上げる機能を獲得していたわけですね。要するに飢餓であっても、活動できる状態を維持できるわけです。
逆に血糖を下げるホルモンと言えば、『インスリン』これだけ、インスリンはもともと体内組織における糖質、脂肪、タンパク質、核酸の合成・貯蔵を促す作用があり、筋肉に活動エネルギーの素となるブドウ糖を満たしてあげる。これが結果的に血中の血糖値を下げることには違いないが、本来の目的は”下げる事”に主眼があるのではなく、”使った分を”補ったり、合成したりすることの方がもっともな働きなんです。飽食の時代になってしまったものですから、インスリンにとってはたまったもんじゃないですよ。血糖(決闘)上げるのは5 VS 下げる1では5対1ではかないません。
今の先進国の人類はインスリンに多大な負担を負わせているのですよ。体の一大事ですよ。
WHOのガイドラインで、1日の糖分摂取量を多くても総エネルギー摂取量の10%未満であるべきだとしており、さらに、5%未満ならより効果的だとしている。ほんのちょっとです。砂糖に換算すると25g。缶ジュース1本飲んだらアウト!!ごはん1杯(150g)で角砂糖17個(55g)!これはヤバい!!
摂りすぎに気をつけましょう。病気になる前に!!