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BLOGこんにちは~。夏バテは脳のバテ?ですよ~

こんにちは~。夏バテは脳のバテ?ですよ~

投稿:2016年8月8日 カテゴリ:blog

暑い日が続きますね~。

暦の上では立秋を迎えましたが、暑さのピークはこれからですし、昨日も今日も明日も暑いですよね~

熱中症!脱水症にはお気を付けください!!

この時期、だるい、調子が悪いと感じたなら、まずは頭を冷やしてください!自律神経がピンチになっているかもしれませえんよ~

なんてたって、夏場の体温調整は自律神経にとって大変な重労働、過酷極まりない状況なのです!!

脳は休むことなく酸素を消費しております。その量、安静状態においても全身の酸素消費の20%~25%使用し、休むことなく脳は働き続け、24時間で何と!!2000リットルの血流を必要とします!!ドラム缶10本分!!

体の総血液量は体重の約13分の1、体重100kgの人では7.7リットル、50kgの人な3.8~4リットルしかないのです。ですから、脳は全身体の血液量の400倍、500倍の血液量を必要とします。安静状態においてですからね!!驚きですが、これが人体なのです。。ですから暑いと感じるようになると、心拍数は上がり、安静状態の2倍以上の血流や酸素を消費するようになります。となると、当然脳以外の部分の酸素供給が少なくなり、筋肉は酸素が不足すると無酸素で働く筋肉が活動を始めるのですが、無酸素で働ける筋肉はすぐにバテテ(いわゆる夏バテ?)しまうとともに、疲労物質を大量に生産します。今度はその疲労物質を処理するために大量の酸素を必要とします・・・・(酸素が少ないのに)・・・・そうなんです!!悪循環が始まっているのです!!体温調節、熱の処理が追いつかなくなってしまっているのです!!拍出が多くなっても酸素消費が激しくなるばかりで、酸素がどんどん足りなくなってしまっているのです。脳は血流を使って脳の内部温度をコントロールしていますが、循環が追いつかない。次第に意識は朦朧となり、からだの正常な生理作用できなくなります。車ならオーバーヒート状態、壊れる寸前の・・・・・ここまで行ってしまうと、一刻も早く酸素吸入などの措置や体温を下げる措置をとらなければ・・・・脳が壊れてしまいます。。。

ちなみに細胞は熱さに強いか?冷さに強いか?どちらだと思います?人タンパク質は42度を超えるとタンパクの変性が起き始めます。細胞が壊れ死んでしまう温度なのです。逆に細胞は0度までなら(凍結しない温度)なら壊れません。人の平均体温が36度前後ですから、42-36=6、0-36=-36℃となると、熱に弱く冷に強いということがわかります。

この時期、だるい、重いな~と感じたら、まずは頭をしっかり冷やしてください!!

助かります!!